借金取りに捕らわれて

このままだと本当に武寅さん歩いて帰ることになるかも…



「隼人さん…武寅さんケガしてますし…」



と言うと秋庭さんはため息をついて、後ろを振り返った。






「なぁ～隼人～」




「分かった。」




「えっ、マジで！乗せてってくれんのか!?」




「直ぐに二階堂を回収にマサが来る。それに乗ってけ。」




「えー、俺ヒロとが良いー」




「ふざけるな、これ以上ヒロに関わるな。」




「えー、お前まだヒロの彼氏じゃねーんだから口出し過ぎじゃねー？」




「やっぱお前、自力で帰れ。」