借金取りに捕らわれて
名刺を見ると…




「副社長…秋庭隼人……………

えっ!?副社長!?」




穴が空くほど何度も見たけど、やっぱり事実は変わらなかった。



こんなに若いのに副社長!?



「そっ、だから俺の機嫌損ねないほうが身のためだぞ。場合によっては…一生借金暮らしかもな。」




一生借金暮らし!?



不適に笑う男にビビっていると、頭をポンポンと叩かれた。



「冗談だ。何本気にしてんだよ。」



冗談に聞こえませんでしたけど!?





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