借金取りに捕らわれて
武寅さんは嬉しそうにお酒を口に運び、私もそれにならってお酒に口をつけた。



武寅さんからはもう寂しさを感じない。
きっともう大丈夫。



ってことで!とことん芋焼酎を味わうわよ!


私はまた一口、二口と芳醇な香りと共に芋焼酎を喉に流し込んだ。



ああ~やっぱり美味しい~

だけど…

なんだか、だるい…

酔ったかな?

いつもなら、お湯割りだとこんなに急に酔い回らないんだけど…

だけど、この感じは…

ダメだ、半端なくだるくなってきた…

しかも、いつもの発作が…

ああ…

絶対ダメ!私!

ああ…でも…でも…














誰かに抱きつきたい…













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