借金取りに捕らわれて
ダメ元で説得を続けるけれど、秋庭さんの心には1㎜も届いていない反応…
「じゃあ、俺が酔ってヒロにあんなことやこんなことをやっても、しょうがないよな?」
私の両手を片方の手で持つと、頭の上へと留めてしまう。
「ま、待って下さい!」
腰に沿わせたもう片方の大きな手が、体の線をなぞるように上へと辿っていく。
「ふ…ぅん…」
自分ではダメだと思っているのに、甘い声が出てしまう。
ワンピースの裾をゆっくり押し上げ、秋庭さんの膝が私の足の間へと侵入してくる。
「お仕置きだ。」
最後の足掻きだと分かっていながらも身をよじり抵抗を試みるが、それを嘲笑うかのように獲物を捕らえるために大きく開いた口が私の喉へと噛み付く…
『ピンポーン』
寸前で玄関のチャイムが鳴った。
二人とも時間が止まったように動きを留める。
『ピンポーン』
そして、続けて規則正しく等間隔にチャイムが鳴らされていく。
「この狂気を感じるチャイムの押し方…」
ぽふっと私の胸に顔をうずめた秋庭さんは、深い溜め息を吐いた。
「またか…」
また?とは…
それから秋庭さんは呆気なく私の上から体を起こすと、玄関へと足を向けた。
暫くしてドアの開く音と聞き慣れた声が聞こえてきた。
「ヒロに手ー出してねーだろうな!」
「じゃあ、俺が酔ってヒロにあんなことやこんなことをやっても、しょうがないよな?」
私の両手を片方の手で持つと、頭の上へと留めてしまう。
「ま、待って下さい!」
腰に沿わせたもう片方の大きな手が、体の線をなぞるように上へと辿っていく。
「ふ…ぅん…」
自分ではダメだと思っているのに、甘い声が出てしまう。
ワンピースの裾をゆっくり押し上げ、秋庭さんの膝が私の足の間へと侵入してくる。
「お仕置きだ。」
最後の足掻きだと分かっていながらも身をよじり抵抗を試みるが、それを嘲笑うかのように獲物を捕らえるために大きく開いた口が私の喉へと噛み付く…
『ピンポーン』
寸前で玄関のチャイムが鳴った。
二人とも時間が止まったように動きを留める。
『ピンポーン』
そして、続けて規則正しく等間隔にチャイムが鳴らされていく。
「この狂気を感じるチャイムの押し方…」
ぽふっと私の胸に顔をうずめた秋庭さんは、深い溜め息を吐いた。
「またか…」
また?とは…
それから秋庭さんは呆気なく私の上から体を起こすと、玄関へと足を向けた。
暫くしてドアの開く音と聞き慣れた声が聞こえてきた。
「ヒロに手ー出してねーだろうな!」