借金取りに捕らわれて
「あ、あの…」


男の人に見られているだけでも居心地が良くないのに、目の前の人は結構背が高いせいで圧迫感があって余計に居心地が悪い。


不意にその人は私の顔を両手で掴むと顔を近づけてきた。


「メガネ外した方がいい。メガネかけてたらせっかくの別嬪さんが勿体ない。」


そう言って、彼は微笑んだ。


「あ、あの~!!」


私は彼の両手を払いのけると口早に3度目のお礼と『失礼します!!』の言葉を残し逃げるように走り去った。






ビックリした~!!
いきなり何なのあの人!!


やっぱりホスト!?


胸がドキドキするー



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