神人~禁断の地~
一階の受付に降りると、おじいさんはまだ寝ていた。あんなに騒いでいたのに。耳が遠いのか。
と、入って来た時は気にならなかったが、壁に一枚の絵が飾られていた。
その絵は沢山の神人の死体の上に住人らしき人が乗り拳を掲げている。神人を悪魔だと象徴するような絵。
「おい」
振り返るとバースが立っていた。
「何?すぐ教会に帰るから心配しないで」
「お前何怒ってんだよ」
「怒ってないよ」
「機嫌悪いじゃねーか」
「怒ってないって」
何に怒っているかも分からないんだから。
と、入って来た時は気にならなかったが、壁に一枚の絵が飾られていた。
その絵は沢山の神人の死体の上に住人らしき人が乗り拳を掲げている。神人を悪魔だと象徴するような絵。
「おい」
振り返るとバースが立っていた。
「何?すぐ教会に帰るから心配しないで」
「お前何怒ってんだよ」
「怒ってないよ」
「機嫌悪いじゃねーか」
「怒ってないって」
何に怒っているかも分からないんだから。