好きです。




「細い脚?」




予想外の答えに拍子抜けしてしまった私は、藤山くんの耳元で大声で怒鳴ってやった。




「カラダ目当てか!!」


「わわ、冗談、冗談~!」




こんなに楽しいのは、こんなに笑えるのは、みんな藤山くんのおかげ。


今でも夢みたいだけど、そんなこと考えられないくらい幸せなんだ。


藤山くん、私からはまだ言ってないけど、


いつかは伝えたいと思ってるよ。


きちんと藤山くんの目を見て、ごちゃごちゃ言わずにハッキリと、






『好きです。』





end.
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