☆恋する看護師☆
「言ってたな」

「・・・」

「そんなに、帰りたくないんだ?」

「・・・」

「じゃあ、帰らないでいよっか?」

「は!?」

とか、言いつつ拓斗は車を走り出した。

「お城に到着!!」

「ここって・・・」

「ラブホ」

「は!?」

「帰りたくないって言ったの美優だし、たまにはいいだろう?」

「・・・」

「一回、入ってみたら? きっと気に入るから」

いったいどこを気に入るのよ~~~!!

拓斗に強制的に入れられた。

「どこの部屋を?」

「メルヘンチックな」

「分かりました では203号室です」

「ありがとう」

鍵を受け取って、203号室へ向かうあたし達。

「ここだな」

ドアを開けるとそこには・・・
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