☆恋する看護師☆
「・・・」

「いろいろと教えてあげてくださいね？」


俺は、そう言う秋野微笑しか出来ないでいた。




〔美優〕
「んっ・・・」

「あっ起きた要先生先に行ったよ？」

「・・・」

「どうしたの？」

「なんでもない」

すごい夢を見てしまった。

誰かに、キスされていた。

でも、誰かは分からなかった。

「あたし、検温行って来るね？」

「うん」

「山之内さん、山田さん、内田さん検温ですよ？」

「は～い」

三人とも、声を揃えて返事をくれる。

「萩原さん、三人一緒に検温するのは止てください」

「・・・分かりました」

「でも、三人一緒に検温する人はじめて見ました」

「ありがとうございます」

「嫌、褒めてないです」

それから、あたしと拓斗はお互いメアドや携番を教えあって少し近付いた。

でも、夏香から聞いた話によると、拓斗はあたし意外誰ともこの病院内でメアドの交換や携番を教えてないらしい。

びっくりする反面少し嬉しかった。
< 14 / 136 >
表紙・目次

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop