☆恋する看護師☆
「腹、減った」

「ん、待ってて」

あたしは、手っ取り早く野菜炒めを作ることに決めた。

トントントントンと、まな板の上で野菜を切る音が鳴る。

ガバッ

「きゃっ」

いきなり、後ろから抱きしめられた。

振り向くとそこには、少年みたいな顔をした拓斗。

「もう、包丁持ってるのに危ないじゃん!」

「ごめん」

と、全然悪気がなさそうな声。

「でも、美優が悪いんだぜ?」

「何でよ?」

「可愛すぎるから、つい抱きしめたくなっちゃうんだよ!!」

「\\\!?」

「まだ、残ってる」

「何が?」

「キスマーク」

「ああ この前無理矢理付けられた」

「そう もう一個付けよ!」

「えっ!!ひゃあっ・・・!!」

また、優しく首筋に下を這わせる。
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