【短編】心のドア
「さぁ今年もやってきました。放送部の、全校放送で言いたいことをぶつけよう♪
の時間です。」
突然さっきまで流れてた音楽が止まって放送部の放送が始まった。
そういや去年もあってたっけな。
告白したり、秘密暴露したりしよった人がおったっけ。
「さてトップバッターは3年2組の・・・」
「こんなとこで告白なんてされたらドンビキやな~。」
皐月のこの言葉に
「ほんまやな。ありえんわ~。」
と返してわたしたちは色んなクラスをまわった。
聞こえてくる放送では告白が多くて、ほとんど男やけど絶叫しながら告白してた。
おもしろい告白にたまに笑いながらわたしたちはたこ焼きを食べてた。
「お次は2年1組の竹田哲哉くんです!!」
この放送に周りは
「同姓同名かよ!!」
って笑いが出てた。
でもうちらはそれどころではない!!
皐月の彼氏である哲哉くんだから・・。
「な、なんやねん哲哉のやつ・・・。」
皐月の顔はすごく硬直しとった。
わたしはニヤけながら皐月を見てた。
「福田皐月ー!!俺はお前を一生愛すから覚悟しとけよー!!これからもずっと一緒や!!わかっとるやろなー!?」
さっきはドンビキとか言うとった皐月は顔を赤らめて下を向いとった。
小さな声で
「ほんまあいつ恥ずかしい奴やな。」
とちょっと嬉しそうに言って。
そんなこと話してると放送部らしき声がまた聞こえて
「はい、竹田くんでした♪福田皐月さん、覚悟されといてくださいね。さぁお次の方は2年2組の桜井修くんです。」
お、修!?
の時間です。」
突然さっきまで流れてた音楽が止まって放送部の放送が始まった。
そういや去年もあってたっけな。
告白したり、秘密暴露したりしよった人がおったっけ。
「さてトップバッターは3年2組の・・・」
「こんなとこで告白なんてされたらドンビキやな~。」
皐月のこの言葉に
「ほんまやな。ありえんわ~。」
と返してわたしたちは色んなクラスをまわった。
聞こえてくる放送では告白が多くて、ほとんど男やけど絶叫しながら告白してた。
おもしろい告白にたまに笑いながらわたしたちはたこ焼きを食べてた。
「お次は2年1組の竹田哲哉くんです!!」
この放送に周りは
「同姓同名かよ!!」
って笑いが出てた。
でもうちらはそれどころではない!!
皐月の彼氏である哲哉くんだから・・。
「な、なんやねん哲哉のやつ・・・。」
皐月の顔はすごく硬直しとった。
わたしはニヤけながら皐月を見てた。
「福田皐月ー!!俺はお前を一生愛すから覚悟しとけよー!!これからもずっと一緒や!!わかっとるやろなー!?」
さっきはドンビキとか言うとった皐月は顔を赤らめて下を向いとった。
小さな声で
「ほんまあいつ恥ずかしい奴やな。」
とちょっと嬉しそうに言って。
そんなこと話してると放送部らしき声がまた聞こえて
「はい、竹田くんでした♪福田皐月さん、覚悟されといてくださいね。さぁお次の方は2年2組の桜井修くんです。」
お、修!?