【短編】心のドア
「・・うん。」
そうやってわたしたちはしばらく抱き合ってた。
涙も止まって離れると、わたしの目を見て雄輔はプッと笑った。
「真っ赤や、麗の目。」
ムカついて言い返す。
「誰のせいや思ってるん?だいたい雄輔が最初から・・」
そのとき・・雄輔の顔がドアップになって・・そしていつの間にか視界を遮られて・・唇にぬくもりを感じた。
そしてすぐ広がるさっきまでの視界。
ファーストキス・・・。
「これからは毎日のようにしたる。」
そう言うとまた・・。
今度はちゃんとわたしも目を瞑った。
初めてのキスは初めて本気で好きになった人やった。
初めてのキスは不意打ちだったけどとても幸せになれるキスやった。
「雄輔・・・大好きやで!!」
「知っとるわ。」
さっきまでは本音見せてくれたのに前みたいに自分を隠しやがった。
でも雄輔の心のドアの鍵、わたしは手に入れちゃったみたい。
これからはわたしの前ではずっと開けておくんだから♪
--麗Ver・END--
そうやってわたしたちはしばらく抱き合ってた。
涙も止まって離れると、わたしの目を見て雄輔はプッと笑った。
「真っ赤や、麗の目。」
ムカついて言い返す。
「誰のせいや思ってるん?だいたい雄輔が最初から・・」
そのとき・・雄輔の顔がドアップになって・・そしていつの間にか視界を遮られて・・唇にぬくもりを感じた。
そしてすぐ広がるさっきまでの視界。
ファーストキス・・・。
「これからは毎日のようにしたる。」
そう言うとまた・・。
今度はちゃんとわたしも目を瞑った。
初めてのキスは初めて本気で好きになった人やった。
初めてのキスは不意打ちだったけどとても幸せになれるキスやった。
「雄輔・・・大好きやで!!」
「知っとるわ。」
さっきまでは本音見せてくれたのに前みたいに自分を隠しやがった。
でも雄輔の心のドアの鍵、わたしは手に入れちゃったみたい。
これからはわたしの前ではずっと開けておくんだから♪
--麗Ver・END--