キミに捧ぐ





ただそれだけで俺は
あの日のことが頭に蘇ってくる








はっきりと、鮮明に











「…藤谷美貴」





「はい」







駄目だ、動揺するな冷静に







俺は確認を済ませると少しだけ挨拶した






「えー…葉月颯大25歳
一年間このクラスの担任をすることになりました。

よろしく!!」









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