キミに捧ぐ



「何て言うか……うん」



言っていいものか…






「ボロい?」


笑顔で言ってしまった颯大



「…言っちゃったね」



迷っていた言葉を言いますか




「俺も初めは思ったし」



やっぱり?



「中はいい雰囲気だから外は気にすんなよ」



ちょっとは気にしてほしいところだ



「ま、いいや。入るか」








ガラガラ



と、そこは意外にも人がいた


< 197 / 460 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop