キミに捧ぐ



「ありがとうございましたー」



おやじさんの声が響く




「よし、」



大の男を担いでくのは疲れるが置いていくわけにはいかないので



「おい!!颯大!!お前ちゃんと歩けよ!!」




「う゛ーん…」




くそっ重いぞ






それから俺は
結局起きることのなかった颯大をちゃんと家まで送ってやった




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