キミに捧ぐ



「……悪ぃ……」




謝ることしかできなくて
向かいのソファに座って手で顔を隠していた





それから長い沈黙が続いた



…苦しい




本当に自分がしたことに後悔した


立った音が聞こえて



「悠真」



思ってもいなかった言葉に勢いよく頭をあげる







その瞬間、




ネクタイを引っ張られ








ぎこちなくも、唇を重ねた


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