キミに捧ぐ



「そんな……」


信じられない、という顔だ


「…今思っていることを葉月に伝えろ
自分の素直な気持ちを

たった一人の家族なんだろ?」




「…ああ。大切な妹だ」



決心したように、いつもの笑みで笑った


よかった…









―――それからは2人で飲んだ


高校の時バカやったときの話とか
あいつは何してんだろうとか


思い出しにふけっていた











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