キミに捧ぐ



帰りは前回と逆で、俺が飲みすぎた



「あ゛ー…気持ちわりい…」



「呑みすぎだ!どうしたんだ悠真!」


吐きそう


「ちょ、…声張んなよ」


頭に響くつーの…



「ったく…アパートどこだ」



「……む、こう…」


力をふりしぼって弱々しく指をさす



「歩けよ、…よっと」


無茶を言うな


自分でも何でこんなに呑んだんだか…




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