キミに捧ぐ
*SIDE楓
決して
―――病院
「ついた…」
なんか、病院来るのが最近疲れる
休憩しよっと
「えっと…中庭でいいかな」
あ…風が気持ちいい
歩きながらそう思った
少し歩いて中庭へつく
そしてベンチに座る
木々の間から見える太陽が綺麗に思う
世界はこんなに輝いている
そんなこと分かってるけど、眩しくて思わず目を閉じてしまう
私には…とてもじゃないけど上を向いてこの太陽と空の下を歩くことはできない