キミに捧ぐ
*SIDE悠真

告白







―――気づいたら葉月がいた



颯大のはずがいつの間にか葉月になっていた


「っ、悪い」


一瞬にして自分がしでかしたことを思いだし、後ろめたさから話がでてこない





でも葉月は気にした様子もなく、普段通りだった


「じゃあ私は帰りますね」



俺は葉月の片隅にも存在してないのだろうか


こっちはこんなにもかき乱されているのに



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