キミに捧ぐ



「でも、」



『ピンポン…居ませんか?』



後藤先生がきてるのに



「俺だけを見て」




…ドキッ


目のなかには真っ赤な火が灯っている



あぁ、吸い込まれそう…




このまま流されてしまいたい





でも、









それが私を戸惑わさせる




「ダメ……私はっ!」



「好きなんだよ」


こんなストレートに伝わる言葉が私を苦しめる




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