キミに捧ぐ



やっぱ俺は分かりやすい男なのか!?


「安心してください
誰かに言ったりはしません



むしろ叶うことを願ってます」



え。


「じゃあ何で」



「一つは私の気持ちに踏ん切りをつけたかったんです

いつまで経っても前に進めませんから





あと一つは……忠告です」



「忠告?」



「はい。




…葉月さん、だけは止めといたほうがいいと思います」



本当にバレていたんだとドキッとする



< 354 / 460 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop