キミに捧ぐ

彼女の頬に一筋の涙が流れた











それは俺が今まで生きてきた中で一番きれいなもので…



とても哀しいものでもあった













楓、俺はこの時既に心を奪われていたんじゃねぇかって思うんだ




涙を見て惚れるだなんておかしいって君は言うかもしれないけど俺はあの時少しでも感じた胸の高鳴りを信じて疑わない



< 56 / 460 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop