キミに捧ぐ
「葉月さんは大丈夫だと言ったんですけどどうも調子が悪そうだったので教室にいたら休むように言った方がいいのではないかと思いまして…」





「そうでしたか
では葉月がいたら伝えておきます
ありがとうございました」






「いえいえ
それでは」




教頭先生は髪をなびかせながら廊下を歩いて行った





葉月は大丈夫なんだろうか?


また倒れてたりしたら?

辛いなら寝てりゃいいのに




考え出すと止まらない



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