~その謎の匂い~

…警察署内の分裂…


-次の日-



ピーンポーン



「はいはい。」


〔こんにちは。郁美おきてますか?〕


「あらあら。龍次君じゃない。また、かっこよくなっちゃって、おばさん、惚れちゃいそうだわ・・・。」



〔真理(まり)さんは相変わらずきれいですよ。〕



「まったく、どうしたらあんなデブな子にこんな良い彼氏ができるのかしら・・。」



〔あ、ははは〕



「あ、郁美ならまだ寝てるけど何かようだった?」


〔はい・・・・。日美さんたちに呼ばれまして・・・・。〕



「あらあら。また、仕事!?まったく、あの子はちょっと起こしてくるわね・・・・。まったく、私は今からパパとデートなのに・・・・。」



〔俺が起こしてきましょうか!?理一(りひと)さんとデートなんでしょ?〕


「あら・・・・。ごめんなさいね。お願いしても良い?」


〔はい。〕


「彼方、行きましょうか・・・・。」


「あぁ・・・・。龍次~娘に手出すなよ~」





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