大切なモノ
――…部室





「あっ、こんにちは、莉緒さん、明日香さん。」




「よっ!」



「久しぶりだね、勇斗。」




私達に話し掛けて来たのは、2つ年下で大学1年の緒形勇斗。




彼は頭が良くて、学校でもトップを争う程の頭脳の持ち主だ。





勿論、このサークルの中でも一番頭がいい。




私は自分よりも年下の勇斗に頼ってばかりだ。
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