この声が届くまで




晃はあたしとの
メールを楽しんでるとしか
思ってなかった
晃はいつもあたしとの
メールを普通に返した

会ってるときも
何してるときも
いっつも絵文字は
笑ってて



でも本当は傷ついていた



あたしの中からね
晃とメールしない日なんて
考えられなかった
晃とメールしてると
辛いこと全部
吹き飛ぶの。


メールしたい
でもできない
付き合う気のないあたしは
メールをしちゃだめ



そう決めて
あたしはメールを
しなかった



そしたら晃から
メールきたの
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