続・極道夫婦―姉と妹の恋―【完】
私がボーッと考えてると、叔父さんはリビングのソファーに座り、隣に私を座らせた。



雄「愛夏・将人・雅。そこ座れ」



愛夏「何で?」



雄「早く来いっ!!」



叔父さんが珍しく怒った。

お姉ちゃんはビックリしながらも、将人と雅を引っ張り、私たちの前に来て、絨毯の上に座る。

親とりっくんが、不思議そうに、私たちを見てる。



雄「お前ら、コソコソと何をしてるんだ?」



愛夏「や…それは…」



お姉ちゃんは将人と雅を見て、床に視線を向けた。

3人とも話すつもりがないらしく、こちらを向こうとしない。
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