続・極道夫婦―姉と妹の恋―【完】
雅「何、木下の妹?」



愛夏「はーい!妹の愛美です。
美人でしょ?(笑)」



愛美「美人じゃ!ないもん…」



私は唇を尖らせながら反論。



雅「いや、かなり美人だと思うけど(笑)」



しかし、雅さんはお姉ちゃんに賛成した。



愛夏「あ、愛美。
サークルの先輩の柏倉雅ーカシワクラミヤビーさん」



お互いに頭を下げるも、私は恥ずかしさから誰か出て来ないかと振り向くと、りっくんが出て来た。



理「愛夏の彼氏?なわけないか」



私はりっくんのジャケットを掴みながら、背後に隠れると、わりと人見知りな私を心配そうに見て来る。
< 14 / 234 >

この作品をシェア

pagetop