続・極道夫婦―姉と妹の恋―【完】
私は将人を見上げた。
将「姉ちゃんがそんな泣きそうな顔してると、愛美をもっと悲しませるかも知れない。
落ち着きなさい」
将人が言ってる事はごもっとも。
私は将人の手を掴み、深呼吸。
心が落ち着いて来た時、雅先輩も合流した。
雅「1階には居ませんでした…」
雅先輩は近くのベンチに座り、息を切らしたまま、「どこだ…」と呟く。
蕾「残りはこの階だな」
蕾兄は、ジャケットの下に隠していたらしい警棒を取り出した。
「大人数だと大変だからな」と、気合いを入れてる。
そもそも、大人数とは定かではないだろう。
少人数でも…愛美に勝てる見込みは、ない。
将「姉ちゃんがそんな泣きそうな顔してると、愛美をもっと悲しませるかも知れない。
落ち着きなさい」
将人が言ってる事はごもっとも。
私は将人の手を掴み、深呼吸。
心が落ち着いて来た時、雅先輩も合流した。
雅「1階には居ませんでした…」
雅先輩は近くのベンチに座り、息を切らしたまま、「どこだ…」と呟く。
蕾「残りはこの階だな」
蕾兄は、ジャケットの下に隠していたらしい警棒を取り出した。
「大人数だと大変だからな」と、気合いを入れてる。
そもそも、大人数とは定かではないだろう。
少人数でも…愛美に勝てる見込みは、ない。