続・極道夫婦―姉と妹の恋―【完】



夕方、情事後に寝て居た私は雅に起こされた。

服を着せられ、寝惚けたまま、エレベーターで1階へと降りた。

リビングに入ると、今日は映画に行った6人しか揃って居なかった。



愛美「パパとママは…?」



私はソファーに座るりっくんの肩を揺すりながら聞く。

りっくんは「じぃちゃまん家」と答え、新聞をたたみ、立ち上がった。



理「飯、何が食いたい?」



私の頭に手を乗せながら、雅に聞く。

将人とお姉ちゃんは、蕾兄の髪の毛を切ってる。

鎖骨まで伸びてたしね。



雅「俺はー…ピザですかね」



雅は携帯を見ながら返事を返す。
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