続・極道夫婦―姉と妹の恋―【完】
―愛夏 SIDE―
理「何してんだ、毅!」
愛美に抱き着いてた男。
私が突き飛ばした男。
それはたけちゃんだった。
りっくんが立たせると、たけちゃんは「新菜、怖い(泣)」と、大泣き。
将「一先ず、入りましょう」
将人に促され、私たちはたけちゃんをチラチラと見ながら、リビングに戻る。
泣いてるたけちゃんと、震えてる愛美にコーヒーを淹れる。
雅「愛美、大丈夫か?」
愛美「…うん。いきなりだったから、ビックリしちゃった」
雅先輩が愛美の頭や頬を撫でると、愛美は落ち着きを取り戻した。