続・極道夫婦―姉と妹の恋―【完】
―愛夏 SIDE―
愛夏「ただいまー」
講義を終え、友達とお茶して帰宅すると、家の中が、静まり帰って居た。
リビングに行くと、将人が両親とおばあちゃまに、コーヒーを渡してる所だった。
愛夏「将人?どしたの」
将「部屋で話しましょう」
将人はマグカップを乗せていたトレイを、テーブルの下に置くと、私の腕を引っ張り、自分の部屋へ私を連れて来た。
愛夏「みんなは?」
将「蕾輝と理輝は買い物。愛美は寝てる」
愛夏「そうなんだ」
それならどうして、いつもは騒がしい我が家が静かなんだろう…。