続・極道夫婦―姉と妹の恋―【完】
将「愛夏…」



愛夏「はい…」



私が怯えながら将人を見ると、いきなり「ん」と、リボンが付いた小さな箱を投げて来た。



愛夏「あ、あぁ…;;」



私は慌ててキャッチ。



将「ヨリ戻せとか面倒だから、大学を卒業したら、結婚してくれ」



…は…?

私は手元に視線を向け、リボンをほどき、箱を開けた。



愛夏「…将人…」



箱の中で、キラキラと、小さなダイヤが光る指輪。

そういや…将人の指にもあるような…。



将「本当は、半年前に用意してたんだけどな…」



…将人…!!!!
< 206 / 234 >

この作品をシェア

pagetop