続・極道夫婦―姉と妹の恋―【完】
しばらくの沈黙…。

しかし、雅は「くっ……」と、喉を詰まらせながら、泣き出した。



雅「俺に似てる…っ…」



…言われてみれば…。

私はりっくんを見た。

りっくんは、「避妊具も、制度は100%じゃないからな」と、言う。



理「良かったな(笑)」



りっくんはデレデレとした笑い方で、雅の肩に手を乗せた。



雅「り…りっくーん!(泣)」



雅はガチ泣きで、雅に抱き付いて居た。

私はクスクスと笑いながら、赤ちゃんを看護師さんに手渡した。

早産だから、最低1ヶ月は保育器だって。
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