続・極道夫婦―姉と妹の恋―【完】
…女の子か…。

私は雅の名前か、父親の名前を入れたいと考えてた。

しかし、2人の名前から考えるのは難しい。



愛「愛美、起きてる?」



母親が私の名前を呼んだ。

私が布団から顔を出すと、リモコンでベッドをちょっとだけ起こした。

私は「どうしたの?」と、体制を整えた。



愛「名前ね?ママ、決めてたの」



愛美「そうなの」



雅を見ると、「蕾兄より、お義母さん良い名前だと思うぞ?」と言う。



愛美「聞くだけ聞く」



私は母親に“断る事もありで”という条件で耳を傾けた。
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