続・極道夫婦―姉と妹の恋―【完】
外に出れば、雅先輩が花壇の花を見ながら待って居た。
私が「先輩」と声を掛ければ、力ない声で「おう」と言う。
私は外壁に凭れ、さっきの事を話した。
すると、雅先輩も、出先で何があったか教えてくれた。
愛夏「愛美を忘れるって、遊びって事ですか」
雅「遊びって…友達のつもりだったんだけど」
先輩は“何を言ってだ?”というような顔。
私はため息を吐いた。
愛夏「あの子は、男友達が居ないんですよ。だから、意識してたと思います。
それに、先輩がしてる事は、まだ16歳の子には、確実に思わせ振りですよ?」
雅先輩は、私の話を大人しく聞いている。
私が「先輩」と声を掛ければ、力ない声で「おう」と言う。
私は外壁に凭れ、さっきの事を話した。
すると、雅先輩も、出先で何があったか教えてくれた。
愛夏「愛美を忘れるって、遊びって事ですか」
雅「遊びって…友達のつもりだったんだけど」
先輩は“何を言ってだ?”というような顔。
私はため息を吐いた。
愛夏「あの子は、男友達が居ないんですよ。だから、意識してたと思います。
それに、先輩がしてる事は、まだ16歳の子には、確実に思わせ振りですよ?」
雅先輩は、私の話を大人しく聞いている。