続・極道夫婦―姉と妹の恋―【完】
失くした大切な宝物が見付かった気持ち…―
いや、それ以上に嬉しい気持ちが溢れた…――。

怖いと思ってたモノが、雅と居たら怖くないと思える。

胸がポカポカ、温かくなり、震えが治まるんだ。



雅「もう、傷付けないから」



雅は私の頬を包み、上に向かせると、おでこにキスを落とした。

私は目をパチパチさせながら、雅を見つめる。



雅「愛美が可愛いから、離せなくなった(笑)」



…“離せない”?;;

それは…そういう意味?

どういう意味なの…?



雅「好きだ、愛美…」



私の気持ちを読み取って、意味を答えた雅に、私は唖然としてしまった。
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