あの頃から君は
「日曜日に遊んでから返事もらうんだ」
「ああ、そういうことか」
「だから、藤代も一緒に来て」
高津の提案に、小巻はまたぽかんとする。
「え、なんで?」
「篠崎も二人っきりは嫌だと思うし。藤代なら俺も篠崎も知ってるだろ」
そんな板挟みは勘弁してほしい。高津の話を聞いてしまった以上、知らないふりは出来ないけれど、それとこれとは別の話だ。
「ごめんこうむる」
「武士かよ」
背筋を伸ばしてきっぱり言い放った小巻に、高津は言葉を続ける。
「もう一人誘って、四人で遊ぶってことで」
「もう一人って誰?」
「男友達に決まってんだろ」
「ああ、そういうことか」
「だから、藤代も一緒に来て」
高津の提案に、小巻はまたぽかんとする。
「え、なんで?」
「篠崎も二人っきりは嫌だと思うし。藤代なら俺も篠崎も知ってるだろ」
そんな板挟みは勘弁してほしい。高津の話を聞いてしまった以上、知らないふりは出来ないけれど、それとこれとは別の話だ。
「ごめんこうむる」
「武士かよ」
背筋を伸ばしてきっぱり言い放った小巻に、高津は言葉を続ける。
「もう一人誘って、四人で遊ぶってことで」
「もう一人って誰?」
「男友達に決まってんだろ」