君に出逢えたから…[短]
「信じてくれてありがとう。」
その一言だけ書かれた
手紙は滲んでいた。
それは寛斗の涙だろう。
「寛斗馬鹿だから最後まで泣くの我慢したんだろーな…しかも指輪ピッタリだし。」
私は左手の薬指にその指輪をはめた。
その指輪にキスをしながら
「寛斗私も愛してる。今までも…そしてこれからも…」
その麻莉紗の姿の傍には寛斗が微笑みながら立っていた。
『俺はお前の傍に居るからな…』
-end-
その一言だけ書かれた
手紙は滲んでいた。
それは寛斗の涙だろう。
「寛斗馬鹿だから最後まで泣くの我慢したんだろーな…しかも指輪ピッタリだし。」
私は左手の薬指にその指輪をはめた。
その指輪にキスをしながら
「寛斗私も愛してる。今までも…そしてこれからも…」
その麻莉紗の姿の傍には寛斗が微笑みながら立っていた。
『俺はお前の傍に居るからな…』
-end-