縦笛@ne.jp
welcome!!地獄へ
あの日から毎日のように万俵くんはあたしを求めた。
会えば抱いた。
いやっ、もはや抱きたいから会ってるんでしょ?
鈍感なあたしでもそんくらいはわかる。
会うときは必ず万俵くんの家。
それ以外は求めるコトさえ許されなかった。
いつしか彼はあたしに暴力まで振るうようになったんだ。
『なんで俺の言うとおりにしねーんだ!!』
『黙って行動しろ!!』
『俺が正しいんだ!!!』
『とっとと帰れ!!!』