縦笛@ne.jp
「今の彼氏とはうまくいってるの?」
あたしがそう聞くと…
『あっ、マル坊のコト?』
なにさ、そのあだ名。(苦笑)
「そっ、そうそう!!そのマル坊くんとはどうなの?」
あたしは突っ込みを入れず話を合わせた。
『うーん、まぁまぁかな♪実は今日、記念日なんだよねぇ☆』
「記念日?」
『そう、付き合って2ヶ月記念日♪』
「うっ、毎月記念日があるんだ。。。(苦笑)」
『そりゃそうっしょー♪記念日は大事だもん。』
「そっか。仲良さそうでイイネ♪」
『ウ~ン…でもねぇ、男の子って本当に何考えてるかわかんないもんだよ!ヤリタイだけ?みたいな感じ!!もうっ、本当嫌になっちゃう!!』
樹里が強く机を叩いた。
ソレ…あたしには刺激的過ぎる話だわ。
『花子だって男を信用し過ぎちゃダメだからね。みんな変態なんだから!』
心配してくれてありがと。
でも樹里よりは大丈夫だよあたし。(笑)
うーん、彼氏の話が出来るなんてあたしからしたら羨ましいなぁ。
それが例え愚痴だとしてもね。
だって愚痴も含めて全部まるごとノロケだって思うから。