グミの木の奇跡


しばらく話しながら歩いていると


「あたし.ここ曲がらなきゃ
お家に帰れないから.ばいばいだね」


「本当だ!早いね!」


「本当に!
また.明日も一緒に帰ろうね♪」


「うん!バイバーイ♪」


「ばいばい」


っと言ってあたしはらむと別れた


1人で歩くとまたあのいじめっ子
たちがきそうですごく怖かった
からあたしは走って家に帰った。


「ただいまー」


「おかえりなさい」


「お母さん!帰ってたの?」


「さっき.帰ってきたの
あっ!あいこにいいお知らせが
あるから聞いてちょうだい♪」


「あー・・・帰ってきてからね」


あたしはそういってランドセルを
玄関に投げて外へ出て行った。


「えっ?あいこ!!」


お母さんの声が聞こえたけど
そんなのはお構いなしに
あたしは遊びにいった。


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