グミの木の奇跡
「グラウンド公園にいかない?」
「いいよ♪いこいこ!」
っと.公園にいって木登りを
して遊んだあたしとらむ。
木登りに夢中になって.気が
ついたら夕方になっていた。
「らむ!夕方だから帰ろ!」
「うん。ママが心配しちゃう」
「途中まで一緒に帰ろ!」
「うん!」
らむとは途中まで一緒に帰って
別れ道でばいばいした。
あたしはまた.駆け足でお家に帰った。
いや.帰る予定だった。
でも.また偶然にも逢ったんだ。
――――――さとしと。