グミの木の奇跡
「ありがとう!」
そう言って.ビニール袋をもらい
グミの木に近づこうとした時
"ワンっワンっワンっ"
「うわぁっ!える!?」
"ワンっワンっワンっ"
あたしがグミの木に近づかせた
くないからか.えるはあたしに
すごく吠えてくる。
「こらっ!える!
あっちいきなさい!」
さとしのお母さんがそういって
えるを怒ったらえるは逃げて
いくように自分の小屋に戻った。
「・・・・・・すごい」
あたしは.一言だけで犬を小屋に
戻らせたことに驚いてしまった。
「あいこちゃん.ごめんね?」
「あっ!大丈夫だよ♪」
そういって.あたしはグミの木に
近づいてグミをとった。