グミの木の奇跡
残されたのはあたしと助けて
くれた男の子だけ。
「・・・ありがとう」
あたしがそう言ったら助けて
くれた男の子がニコッと笑って
「いいよ。気をつけろよ?」
っと言った。
「てか.あんたどこに住んでんの?」
「・・・3丁目」
「まじか!
俺も3丁目に住んでんだ♪
もしかして.運命かもな(笑)」
「まさか.大げさな(笑)」
「ところで.名前は?」
「あいこ・・・あなたは?」
「俺?俺はさとしって言うんだ」