梶山書店物語〈零〉
始
「こんなに沢山あると何処に何が、あるかわからないわね」
「そうですね…」
書店に働き始めて半年が経つ。
年配の人達が多いし、周りはパチンコ屋に囲まれてる。
地元の人でも気付かない人が多かったりする。
だって、パチンコ屋の2階に書店があるのだから。
半年の自分でも未だに何処に本が、あるのか判っていない。
「もう、辞めたいなぁ…」
「そうですね…」
書店に働き始めて半年が経つ。
年配の人達が多いし、周りはパチンコ屋に囲まれてる。
地元の人でも気付かない人が多かったりする。
だって、パチンコ屋の2階に書店があるのだから。
半年の自分でも未だに何処に本が、あるのか判っていない。
「もう、辞めたいなぁ…」