梶山書店物語〈零〉
来た来た。
あー、オドオドしてるのが見てわかる。

「こんにちわ、東雲さん」

「おはよう…ございます…」

ははっ、どんどん俺から目が逸れていく。

「先日、東雲さんに似た人にあったんですよ」

「………そうなんですか」

あ、完全に嫌な顔をした。
面白いなぁ…ずっと見てても飽きない。

「では、棚見せて貰いますね」





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