梶山書店物語〈零〉
どんだけドスを効かせようが全く効いてない様子に俺は、反対に羨ましいと思う。

「いけないっすよ。払ってもらわないと」

「はぁ?意味わかんねぇこといってんじゃねぇよ!何も知らねぇよ!」

5人の男の子に囲まれているのに動じない。
そして俺は、指示が出るまで出ては行けないらしい。

今、指示が出ても足が動くのか謎だ。

「好きっすか?人気っすもんねぇ~」






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