梶山書店物語〈零〉
「お待ちしておりましたー」

「何処いくの?」

行き先も言われずに車に乗せられた。

この車だってシロが専用に使ってる車だ。
もちろん運転してる奴はシロではない。

何処からそんな金が出てくるのか疑問で仕方がない。

行き先を最後まで告げられずに着いた場所はカレカノが多い公園。

人だかりが出来てる場所にシロの姿に気付くと綺麗に真ん中が開いた。

律義にシロに挨拶している連中の徹底振りに驚いてしまう。





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